スタディーツアー レポート(その2)

スラム地域へ

 

村を後にし、バイクタクシーに乗り次の目的地へ。
朝集合したティサ高校に着いて、ここからはトライシクルに乗り換えます。

着いた先は、川沿いのスラム。

slumリトさんの知り合いがいると聞いて、大型道路の橋から脇道を降りた先に、そのスラムはありました。

中には犯罪に手を染めている人も少なくないそうで、本当はとても危険な場所なのだそうです。街に暮らしているフィリピン人でも普段は避けて通るとのこと。
しかしリトさんが一緒でしたので特に危ないことはなく、こちらが挨拶をするとみんな笑顔を返してくれました。

日本だったら堤防があるところにもちろん堤防はなく、そこを土台に建てられた家がいくつも連なっていました。写真の通り、人が通れる通路はこの程度の道幅だけです。

slum

「台風がきたらハイウェイ(橋の上)の方に避難するしかないんだよ」とリトさんは言っていましたが、土台も道もかなり不安定になることは容易に想像がつきます。

 

途中のおうちの軒先にハンギングライス(バナナの葉っぱでくるんだおにぎり)の作りかけがおいてあって、つくりかたを見せてもらいました。

hanging rice

さささっと作ってくれましたが、そのあと道端で見たハンギングライスが1.25ペソ(日本円で約3円20銭)で、彼らの収入はいかほどばかりかと心が痛みました。。。

 

boys
男子を中心にビンゴで賭けをしていました。

レチョン

 

トンネル(川沿いのスラム)を抜ければそこは、、、レチョン製造所でした。

lechon
レチョン製造所
※レチョンとは、フィリピンの伝統料理でお祝いの際によく食べられる豚の丸焼きです。ここのスラムの人たちは、ハンギングライス以外にも、レチョンを作り道路路沿いのお店で販売し収益を得ているそうです。

これが言いたかったからだけではなく、なんとなく始終「千と千尋の神隠し」が頭から離れませんでした。

まず、炙られている1頭と共に目に入ってきたのは新鮮なピンク色をした焼かれる前の、殺されたての豚でした。驚いていたらさらに奥で手招きする人が。
私(U)の信条としまして、自分が食べてる命がどんなプロセスを通ってるか知りたいと思っているところがあるので、なにがあるか薄々気づきつつも覗きにいきました。

ちょうど腹わたを出してるところでした。
その横には先に腹わたを抜かれて平たく開かれたもの、串刺しにされるために尻尾から胴体にむかって穴が空いたもの、など数々の未来のレチョンが生々しく転がっていました。

ここでまた千と千尋のリフレインなのですが、殺されてる彼らのすぐ奥にまだ生きてる控え選手がいっぱいいました。

ここを見てもなお、道端で売られているレチョンを美味しそうとしか思わない私は食い意地が張ってるのだと思います。

 

その後、セブ市の隣町であるマンダウエ市のゴミ集積所へ向かいました。

calessa

途中、馬車に乗って移動も。

 

(続く)